ご案内Guidance

代表世話人あいさつ

日本消化器画像診断研究会
代表世話人 真口 宏介

 2016年4月から日本消化器画像診断研究会の4代目の代表世話人を務めさせて頂くことになりました。本研究会は、消化器内科、消化器外科、放射線科、病理の医師が一同に会し、肝胆膵を中心とした画像診断と病理、そして適切な治療法について勉強する会です。歴代の代表世話人は有山襄先生、堀口祐爾先生、そして山雄健次先生であり、1983年に第1回が開催されてから33年間続いている歴史のある会です。本研究会の設立目的は、消化器疾患の画像を中心とする研究を行い、診断と治療の向上および最先端知識の普及を図ることであり、1例1例の画像所見と病理組織所見の対比を重視し、消化器内科医、消化器外科医、放射線科医、病理医がベテランも若手も区別なく徹底的に討論することです。従って、症例呈示の時間よりも討論時間を長く設定しています。このような症例検討がメインの会は、学会は勿論のこと、他の研究会でも類を見ないものであり、参加者にとって症例を印象深く共有でき、今後の臨床に活かせるようになります。それ故に画像の悪い症例、病理学的な裏づけの不十分な症例に対しては厳しいコメントがなされることは覚悟しなければなりません。しかし、こうして本研究会で厳しく育てられた肝胆膵の専門医は日本全国で活躍している訳です。
 本研究会は、第1回から第5回までは年1回開催でしたが、第6回以降は年に2回開催となりました。2004年までは、海外(グアム、シンガポール、タイ、セブ島、バリ島、プーケット、ハワイ)で開催したこともありました。その趣旨は、“多いに学び、多いにリラックスし英気を養うこと”です。そして、多くの先生方と夜中まで熱っぽく語り合うことのできる絶好の機会でした。しかし、残念ながら昨今の医療を取り巻く事情により海外開催は困難な状況にあります。従って、最近では冬に東京で土曜日の1日開催での症例検討、夏は東京以外の場所で金曜日と土曜日の1日半開催としています。夏開催では、金曜日の午後のプログラムは当番世話人が独自に創意工夫し、症例検討のほか特別講演や教育講演、あるいは一つのテーマを決めてパネルディスカッションなどが行われた後、全員懇親会が開催されます。この懇親会も当研究会の特色の一つです。各々の専門領域を超えて、ベテランも若手もなく、また家族も参加し、美味しいものも頂きつつ夜も更けるのを忘れ皆で語り合う楽しい会です。ここでは、まだ肝胆膵を始めたばかりの“若手の先生”が、学会の壇上でいつも憬れの目で見ていた “高名な先生”と間近に話し合う時間がたっぷりあります。 “高名な先生”の話にじっくり耳を傾け、“肝胆膵のプロ”を目指し、実際に“肝胆膵のプロ”になった先生が沢山います。 画像診断は、適切な治療方針を決定するために必要であり、重要です。肝胆膵疾患の画像診断や病理を専門とする(としたい)若手の先生方は是非とも消化器画像診断研究会の会員になって、一緒に勉強しましょう。開催場所や日程はホームページに掲載致しますのでご参照下さい。心から先生方の積極的な参加をお待ちしています。